くいだおれ喜怒哀楽の「怒」 ▲戻る
怒りは今まで色々な店で食事をしてきてある程度経験してきた。
その中でも最高にいやだった食事のお話をしよう。


今はもう潰れて無くなったお店のことなので敢えて店名は伏せるが「お寿司屋」さんでのできごとである。

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実在の店舗となんら関係ありません










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実在の店舗となんら関係ありません











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実在の店舗となんら関係ありません







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実在の店舗となんら関係ありません

カトキチはこの「くいだおれ万歳!」をはじめる前からでも普通に色々な店に入っては食事をしていた。

妻が友達と夕食を食べに行くということで長女とオシャレして出かけた後、長男とカトキチはポツンと二人で家に残された。

「せっかくやから新しい店を開拓しよう」と、まだ小さい子供を連れて二人で以前から目をつけておいた寿司屋さんに行くことにした。

店構えが清潔で暖簾にもピシッとアイロンが掛かったいかにも期待できそうな店である。

店内に入ると「いらっしゃーい」とボソッっと元気の無い声でカウンターの中から大将が迎えてくれた。

子供がまだ小さかったためカウンターには座らず、カウンターの横にある座敷に座ることに、ほど無くしてこれまた無口な女将さんが注文を聞きにくる。

このころカトキチはあまり寿司屋さんには慣れていなかったので、注文に戸惑っていると明らかに機嫌が悪そうに「注文品が決まりましたらまた呼んでください」と言ってプイッと引っ込んでしまいました。

大将も元気ないし女将さんも機嫌がわるいしなんか嫌な感じと思いながら、子供に「にぎり寿司」のサビ抜きを注文し自分は造りの盛り合わせ等を注文して酒を飲んで店内やメニューを眺めていた。

注文に迷っている時分にこの店の常連客と思われる人が二人来てカウンターに腰掛けていた。

席に座るや否やアレコレと酒の肴を注文していた。
大将も女将さんも最初とは打って変わって愛想良くそのお客さんと喋り始める。
さっきの無愛想加減はなんやったんや?と思いながらもまず出てきた造りの盛り合わせを食べることに、味は良かった。
キッチリと盛り付けられた刺身はどれも美味しかった。

さて、次は子供に頼んでいたにぎり寿司がでてきた。
子供はまず大好きな玉子から口にいれる。
かと思うと「ンベーッ」とお皿の上にそのままだしてしまった。
そうです、ワサビが入っていたのです。

女将を呼んで自分がワサビ抜きを注文したのを確認後、もう一度作り直してもらうように頼むことに。
人間誰にでも間違いはある。
カトキチもこんなことで怒ることはない。
別に気にせずこどもに刺身を分け与えながら食事を続けた。

さて、作り直しで出てきたにぎり寿司がテーブルに置かれた。
子供は再度美味しそうな玉子焼きから食べる。
満面に笑みを浮かべて食べている。

続けてマグロを口の中に入れると顔色が少し複雑になった。
なにかモゴモゴと食べている様子。

「どうしたの?」と聞くと「なんかまだちょっと辛い」とのこと、残りのにぎり寿司のネタをめくってみるとシャリは綺麗だったがネタのほうにワサビがかすかに残っていた。

大将はネタがもったいないからといって、玉子は最初吐き出したため作り直し、他のネタはそのままワサビを取って握りなおしたみたいだ。

もうね、ブチ切れですよ(`□´)!

にぎりを待っているときにカウンターのほうから「これサービス♪」と言う感じの声が聞こえてきて何かをカウンターに出しているのも見えた、「そういうことは一見の客からみたら、スゲー劣等感を持つからやめたらいいのにな〜」と嫌な気分になっていたところにこの出来事。

再度女将を呼んで静かにそして真剣にクレームをいいました。大将が飛んできて謝罪するものと思ってましたが、再度にぎりを作り直すみたいである。

元気の無くなった子供に靴を履けと言い、自分も靴を履きカウンターのところまで行き、今日の食事についてこれだけの不満がありとても気分が悪くなり楽しく食事を続けていられる状態では無いと、あくまでも冷静にハッキリと、大将に直接伝え当時としてはかなり痛い五千円札をカウンターに叩きつけ店を出た。

駐車場にある車まで歩いていく間に女将か大将がおつりを持ってあやまりにくることを期待したが、一向にその気配がないので、子供に謝りラーメンを食べなおしに行った。

もう真剣に気分が悪かったです。
あーマジムカツク!

あきらかに人をバカにしたような接客態度、料理をバカにした態度、なにもかもが最悪だった。

これが、カトキチの感じた怒り、くいだおれの「」である。

幸いにも?このお店は流行っている様子も無く、店の前をとおるたびに駐車場はいつもガラガラであった。
ほどなく貸店舗の看板がはられていたのを発見したときは胸の中でガッツポーズをとったものであるv(`皿´)ノ~'' ヤッター!!

あのときからはや十年、忍耐力もつき、場の状況も判断できる力も身につきました。
また、初めての人でも気軽に食事のできる良い寿司屋も見つけました。

しかし、ああいった経験は今でもしたくないことはたしかです。

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