函館朝市に泣く ▲戻る
海道旅行のコースでは定番と言われているらしい函館朝市に行きました。

朝市と言うだけあって早朝から地元の人の買い物で賑わっていると勝手な想像で一人ワクワクとしてましたが、モロ観光客相手の市場で、駐車場には大型バスの嵐で旗を持ったバスガイドさんの後にゾロゾロと観光客が案内されており、本当は地元の人たちで賑わっている雰囲気を肌でダイレクトに感じたいカトキチも、諦めてその観光客の一人として朝市に赴きました。

大通りに面した海鮮類を売る店舗からは猛烈な呼び込みの店員さんがあふれ、
「にいちゃん、これ食べて!」
「にいちゃん、チョットこれ見てヨ!」

と、ワラワラと寄ってきて北新地の呼び込みも真っ青(今は無くなったらしいですが・・・)な強引さで、次から次へと前に立ちふさがり声をかけられます。これでは、ゆっくりと見て回ることもできず、店員さんと目が会わないように、下を向いて歩くので歩きにくくてしょうがなかったです。

当然のことながら、最初の希望的憶測が飛んでしまったカトキチは
この時点ですでにウンザリで帰りたくなっていました。



それでも、時間がまだまだあるので、とりあえず最後まで行ってみようとテクテクと呼び込みを無視して歩いていると、
おばちゃんが唐突に「にいちゃん、蟹の選び方だけ教えてあげよう!」と呼びとめられました。
大概の呼び込みには慣れてきたカトキチも「えっナニ?選び方教えてくれるのん?ラッキー♪」と思いがけず立ち止まりました。









この時点でエンドです(ヘ;_ _)ヘ ガクッ



本文とは関係ありません
じめは親切に自分の店の説明から入り、次に良い蟹と悪い蟹の説明と見分け方、そこから延々と自分の店の蟹はどれだけ良いかと言うことを聞かされました。
話が長くなってしまうと思い、「一度違う所も見てくる」と立ち去ろうとした時に、おもむろに店頭にある立派な毛ガニをバラして足の身を一つとミソをくれました。これをされると無視して行くことができなくなって、また延々と話を聞くはめになってしまいました。
一人で聞いていると、先に行った友人から早く来いと電話が入り、その旨をおばちゃんに告げても離してもらえず、再度友人から電話がありせかされたことをつげても、「そしたら、この宅急便の発送伝票に住所を書いていって!」とキツク言われました。ウーッ・・・
気の弱いカトキチはそこから逃げるように走り去ったのは言うまでもありません。
貴重な旅行時間のうちの30分間は確実に失われました。




とても、イヤな思いをしました。

なんか、強引な呼び込みは法律で罰則があったような気もしますが、
あの状況では思い出せなかったし、言うことができませんでした。

逃げるようにその場を走り去った後、店頭にみごとな鮭を置いてあるお店があり、お姉さんが一人で、呼び込みをするような雰囲気も無く店番をしていました。
カトキチはそのゆったりとした雰囲気に引き寄せられるように店頭の鮭を眺めて、ついには鮭の値段や種類の違い等をお姉さんに聞いていました。
それから、カトキチはあまり時間も無いのに、お姉さんに函館市場の話もきかせてもらいました。


勉強になったことを以下に書き出してみます。
店頭においてある生鮭は買うな で捕った鮭は大体は一度、急速冷凍をかけて市場まで運んできます。
その後、発泡スチロールに氷をしきつめて、いかにも獲れたてですヨ!と並べているやつは、一度解凍してあるやつで、もしそれがその日に売れなかった場合は、再度冷凍し、翌日にはまた解凍し、並べると言う、鮮度もクソもあったものでは無いとのこと。
ちなみにこの話を聞いたお店の店頭に置いてある商品は、生きている蟹以外は全てプラスチック(カトキチが見ていた見事な鮭までも!)で、販売するときは奥の冷凍庫から取り出してきて、それをお客様にお渡しするとのことでした。実際奥の冷凍庫に綺麗に整頓して商品が保管されている所もみせてくれました。
蟹は茹でてあるやつは買わず、活きた蟹を買いなさい の人は生の蟹は茹で方が難しいと言って茹でてある物を買いなさいと言いますが、そういう場合はよほどのことが無いかぎり信用するなと言ってました。
活きた蟹は茹で方をキチンと聞けばある程度までは美味しくできるとのことです。逆に茹でてある蟹は、鮭でも述べたように、売れなければある程度までは連日店頭に並べて売ってしまうとのことでした。これによってお土産として持って帰った蟹は、匂いがきつかったり、身がベシャベシャとして全然美味しくないとクレームが良く来るそうです。
活きた蟹を買って自分で茹でた場合は、そう言うことも出来ないので、茹でた蟹よりは、全然マシらしいです。



本文とは関係ありません
カトキチは函館市場観光の前にバスガイドさんから、もし、お土産に海鮮類を購入したのであれば、必ずその店の名刺をもらってくださいとアドバイスされました。なぜかと言うと自宅に持って帰っていざ蓋を開けてみると買ったものと全然違うという悪質なものがよくあるので、泣き寝入りしないためのクレーム用と言われていました。
店のお姉さんも、悲しいかな最近はそう言う悪質な店が増えて困っているとこぼしていました。
さきほどの、蟹の選び方を教えると言って最後は結局強引に売りつけるという手段にカトキチは泣かされましたが、このお姉さんと話をしていて、若干気分が良くなったことが救いとなりました。
観光客相手にやっている市場は、多からずこういうことがあるので皆さんも、もし行くことがあればくれぐれも注意してください!
最後に

「なんでそんなことまで教えてくれるの?」と店のお姉さんに尋ねてみた所、
「今は忙しくないし、にいちゃんは人が良さそうで私のタイプだから♪
と恥ずかしそうに言ってくれました。










そのお店でお土産を買ってかえったことは言うまでもありません♪



もしかして、はめられたのかな?Σ(・o・;) ハッ!
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